2013年12月24日火曜日

ブンタウはどんなまち?

 

【ブンタウは自然の街】

海、山、川、森。

自然のすべてとは言いませんが、ここにはあらゆる自然があります。

虫も動物も、いろんな生き物たちが人と住んでいる街です。


朝早くにビーチへ散歩へ出かけると、野良犬が競走しているのを見かけます。ちょっとビックリします。


山に登れば、海と街を見渡せます。


夕日もとても綺麗です。


幸運なことに、私の部屋は大学の七階にあるため、ブンタウの街全体が
見えます。ブンタウの人口は約32万人なので、沖縄の那覇市や宮崎県の宮崎市と同じくらいの規模です。

ブンタウの天気はほとんど晴れ。雨が降るのはなぜか夜だけです。季節は一年間ずっと夏で、雨季と乾季にわかれています。今は乾季で、、二週間に一回しか雨は降りません。

気温は28℃前後。洗濯物も干しやすく、じめじめもしていない。日本よりも湿度が低いため、暑すぎるということはなく、どちらかといえば涼しいです。

正直、日本の春に負けないくらい、とても良い気候なんだな〜と思います!

発病とともに振り返り


ベトナム、ブンタウより!薮下です。
みなさん、お元気でしょうか。

昨夜から私は、38℃の熱とともに腹痛と頭痛に冒されましたが、現在、腹の激痛のみとなりました。元気じゃありません!
先日、雨水と水道水が混じったお茶をガブ飲みしたり、近ごろ、衛生面が管理しきれていない屋台でご飯を食べていたのが影響していそうです。早く治したいです。長びけば、大学の手配で、ホーチミンの病院へ搬送されると思われます。

さて、本日、私は病欠なので、近ごろ更新できていなかったブログを通して、ベトナム•ブンタウのことを伝えていきたいと思います。では、次のブログより。

2013年12月9日月曜日

ベトナム到着と、ここ2日間


大変ご無沙汰しております。
薮下です。

一昨日の朝にベトナムに到着しました。あれから何ヶ月がたっただろうか。そんな気がします。

ちょっと色々なハプニングと出会いがあったため、書ききれない部分もあります。そして、あと一時間後に大学の講義を任されているので準備もしなければなりません。


取り急ぎ、まだ生きていることをご報告するため、筆をすこしだけ取らせていただきました。

今晩に、しっかりとした記録を残したいと思います!

2013年11月26日火曜日

ベトナム語の独学、本格化


2日ほど前から、ベトナム語の勉強をはじめました。

一応、先ほど基本的な文法が終わったので、明日から作文の練習をはじめます。僕自身、作文ができるようになってから話せるようになるタイプなので、明日明後日で作文に習熟してゆきたい。

明日は久しぶりの勉強漬けになりそう。

おやすみなさい!


2013年11月11日月曜日

就労ビザ獲得に向けて


おはようございます!
仕事を懸命にがんばっている同期のみんな!おつかれ!
就職活動中のみんな!おつおつ!
そして、日本や世界各地でご活躍されている先輩方、今日も私もがんばります。


活動記録(11/10~11/11)

11/10
朝5時に起きて、出勤!11/11朝8時終了。先ほど帰ってまいりました。
勤務中の休み時間に、ずっと考えていました。

ベトナムの学生に、日本文化を伝える手段とは?
以下、リストアップ。

・開封していないおみくじを持っていく
・味噌、そーめん、めんつゆなど
・100均の割り箸
・団扇、扇子を使った踊り
・忍者
・漫画
・剣道、柔道
・天ぷら、たこ焼き
・寿司消しゴム
・ポストカード
・カップラーメン
・歌舞伎
・ソーラン節、おはら節

もっとブレストせねば




11/11 今日の予定
・卒業証明書英語版 5部
・無犯罪証明書
・住民票の変更
・新宿図書館へ本の返却
・新居の写真を撮る

よし、いってきます!






2013年11月9日土曜日

写真届く


本日、ベトナムブンタウ現地に視察に行っている川村泰裕さんから、僕の寝床になる部屋とその部屋からの眺めを撮影した写真が届いた。


 高級住宅街とも思わせる最高の景色。大学側には、本当に頭があがらないくらいの待遇をいただくことになる。僕に今できることは、現地の先生や学生、そして日本語を将来的に学びたい学生、そして将来、日本語教師になりたい人たちのために、1つでも多くの成果と報告を残すこと。






11/08~11/09 活動記録

11.08
 仕事の為、朝6時に家を出て、夜9時に家に帰り着く。11.7にインタビューをした三井さんからのアドバイスまとめ作業と、11.7に完成した教案の宮野谷先生による添削の読み返しを行う。

この作業をして学んだこと

【日本にいるあいだに調べるべきことや利用できる施設】
・早稲田大学には日本語の教材や指導法に関わる情報を無料で閲覧できる場所がある!
・ベトナム人が良いと考えるマナーや態度を知ること。教壇に立つ上では必須。
・ベトナムの学生に教えてあげたい歌や踊り。学生とやって楽しい劇は?
・授業ないだけでなく、サークルなどの課外活動でいかに学生の心を掴むことができるか。授業は時間が決められているが、課外活動は学生の自主性を活かしながら、日本について知りたいことを深く知らせることが出来る。

【教案について】
・日本語授業を行うときは、不自然な日本語を使わないことが大原則。新しい単語やフレーズを教えるとき、黒板にそれらを書きだしたりするのではなく、「お店にいます!」「友人同士の会話です!」「買い物をしています!」といった場面設定をすることで、新しい単語やフレーズを使わざるを得ない状態にするのがよい。

・便利だと思って使う日本の生教材は、難しい日本語や感じが多く記載されているため、効率的な講義を行う際には不向きになることも多い。

・日本の英語教育の教材によくある、不自然なシチュエーションによる授業は論外。また、非英語圏であるベトナムの学生に授業を行うため、日本の和製英語(カタカナ表記のもの)はなるべく避けるのがよい。

・授業の全体的なことであるが、教師が学生よりも多くの時間を話すことは学生にとって望ましくない。学生をよりコミットさせたコンテンツを終始そろえていくこと。また、時間配分についてであるが、複数の文法を使ったワークを行う際は、出来る限り1つのワーク内で複数の文法を復習できるのが良い。文法がかわるごとにワークを変えてしまうと、時間がかかる。

※自然なシチュエーションとは?

「~なので、~します」の導入

・不自然な場合(新出文とその返しのみ)
Aさん:体調が悪いので、帰ります。
Bさん:大丈夫?いいですよ。

・自然な場合(はじまり→新出文と返し→締め)
Aさん:あのう、すみません。
Bさん:どうしたの?
Aさん体調が悪いので、帰ります。
Bさん:大丈夫?いいですよ。
Aさん:突然すみません。
Bさん:いいえ、お大事に。

また、「~はどこですか?」という言い方を教える場合、「~はどこですか?」という言い方をひたすら学生に言わせるのではなく、知らない街の地図を学生に持たせ、学生に「~という町はどこですか?」という言い方をさせるのがよい。

11.9
引っ越し準備を30分で終了させ、早稲田大学の日本語教育センターへ。会話表現の授業パターンを知るべく勉強。

昼ごろにベトナムで働いていた真野氏と会い、ベトナムで生きていくための覚悟を学ぶ。ベトナムの観光書籍を2冊もらい、現地の文化について学ぶ。

これから、現地の大学で行える課外活動や日本の文化的な活動について調べる。











2013年11月7日木曜日

インタビュー&教案作り

11/5~11/7 活動記録

11/5
ベトナムのハノイ大学で日本語教師をされていたミンさんとベトナムで仕事をされていた唐津さんにアドバイスをもらう。大学側に提出する教案作りにも専念。

ミンさんは、現地のことのみならず、日本人が日本語教師になることの意味やその待遇について、色んな地域を例に教えて下さいました。日本語教師資格の有用性にも触れてくださり、すごく勉強になりました。

唐津さんのことは、実は1年くらい前から知っていましたが、お会いしたのは初めてでした。若干、お疲れの様子があったものの、道に迷っていた僕のことを丁寧にやさしく受け入れてくれた。さらに、ご自身のパソコンも使わせてもらい、僕はある意味やりたい放題だった。本当に、お世話になりました。また遊びにいきます!ありがとうございます!

そして、ミンさんを紹介してくださったベオグラード大の宮野谷先生と、唐津さんを紹介してくれた後輩の真野くんには、心から感謝しております。宮野谷先生には、教材選びや授業の手法についてのアドバイスとともに、ベトナム現地で仕事をされている数多くの方を紹介してくださっており、頭も上がらぬ気持ちです。。これから、日本語教師になりたいとがんばる後輩たちに、恩返しをしてあげたいと思う。本当にありがとうございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11/6
5時起床!7時から20時まで東京ビックサイトでバイト!疲れた一日だったので、即爆睡。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11/7
大学時代にお世話になっていた三井さんにお会いして、日本語教育の教材がそろう施設を紹介してもらい、直行。「みんなの日本語」や「げんき」をはじめとする日本語教科書について研究。それと同時に、日本語版と英語版の教案(仮)が完成。三井さんのおかげで、まだまでできることがいっぱいあることに気づく。三井さん、ありがとう!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この3日を通じて、情報収集と教案作りに力いっぱい頑張れたと思う。


【集めた情報やアドバイス】


[日本語教育について]

・日本語授業の構成・・・基本的に日本人による日本語教育は、会話表現やライティングを担当する場合が多い。授業時間としては、会話表現とライティングでそれぞれ45-60分程度が目安。
・日本人による日本語教育は、学部1年や2年の学生には非常に新鮮な体験となるが、学部3年制以上には工夫が必要となる。日本語だけでは伝わらないことが多いことや、絵や画像によってわかりやすく伝えようとする日本人教師の工夫が思わぬ誤解を生んでしまうことが原因となったりする。
・日本語の授業を行う場合、文法・会話・ライティングを別々に教える必要がある。
※日本の英語教育も、そのほうがいいんじゃない????


[ベトナム現地について]

・ベトナムでは、日本語とベトナム語の翻訳ができる労働力需要が多いものの、その供給が少ない。また、日本語教師資格を持っていることは、日本語教師になるうえで非常に信頼される資格であり、日本語教師を続けるならその資格を取るべきであること。
・ベトナムに行くなら、ビザだけはしっかり調べるべき。若干、特殊。


[授業作りについて]

・ケーススタディは大事だが、学生から出てくるアイデアが同じにならないように、テーマ作りに気を配るべきである。
・授業を楽しくするために、様々なテーマで授業を行うのも良いが、ほどほどに。授業についていけない学生もいるため要注意。
・コース分けとしては、教科書のみの授業がベーシック、他の教材を使用可がインセンティブのようにわけるのもよい。
・どのような条件を満たせば、学生に単位を与えるのか?
・日本語検定に基づいて、授業達成目標を設定する。
・歌や劇での授業は思い出になる。
・授業でできることと授業外でできることを分けて考える。
・シラバスとコマシラバスの2つにわけて授業計画を立てる。
・授業内で行う復習のタイミングが大事。日本語教育の場合、文法の復習と前回の授業の復習の2つあることに要注意。


などなど。

教案については後日。急げ急げー

よし、今からがんばろー!ひえ~





2013年11月5日火曜日

これまでのプロセスと今週末までの予定

僕のこれまでのプロセスとこれからのことを参考までに示します!
活動開始:10/29 22時頃
これまでの活動期間:10/29深夜~11/4(朝) ※この期間にバイトの勤務時間42時間も含む
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0 活動内容の概要を完成 ※本ページ下にあります!
1 日本語の教育法について、台湾(陳先生)、セルビア(ベオグラード大学の宮野谷先生)、日本(安藤先生)、アメリカ、ベトナムで日本語教師をされている計5名の先生方から、それぞれ一時間ほどのアドバイスを頂きました。
2 複数の方面より、日本語教材の実物と日本語の導入授業の手法についてのかなり膨大かつ具体的な資料を入手。本日より指導法について研究。
3.今週木曜には指導法を確立させ、バリアブンタウ大学でどのような手法で授業を行うかを示すパワポを準備。大学側に提出。これは、バリアブンタウ大学が準備してくれたパワポの恩返し。
4それをもとに、ベトナムで日本語教師をされている方(2名)からアドバイスをいただく予定。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
活動実行の協力者:川村さん、慶士、真野
アドバイザー:川村泰裕さん、ベトナムで働いていた真野、同居人の慶士、台湾で日本語教師をされている陳先生、セルビアベオグラード大で日本語教師をされており一番お世話になっている宮野谷先生、日本の公立中学で日本語教師をしていた安藤さん。そして、本日お会いする唐津さん。今後も数多くのご協力のもと、がんがってゆきます!がんがる!
はしる~はしる~おれ~た~ち~!!!!
かしこ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下、Ready Forに投稿予定の案(未完成案)↓↓↓時間があまりにもなくて進んでいない(泣)
[日本人のいない大学から、日系企業に就職できる学生を輩出できるのか?
~ベトナム、バリアブンタウ大学の日本人講師第一号として現地活動を行うプロジェクト~]

はじめまして。薮下成仁と申します。

今月下旬から半年の雇用契約を結び、ベトナムのバリアブンタウ省にあるバリアブンタウ大学東洋学科で初の日本人日本語講師として働くことが決まりました。現在23歳であり、2012年秋に早稲田大学政治経済学部を卒業。

そして今回、ベトナムの大学教員として働くチャンスが舞い込んできたため、渡越の決意をしました。

私が行くバリアブンタウ省という都市は、ベトナム内で石油産出量が最も多い地域であり、ベトナム総人口の1%でありながらGDPの11%及び国の収入の27%、過去5年間の経済成長率17%を占める高度経済成長地域です。日系企業向けの特別な工業団地(ダバク日系企業専用工業団地とフーミー3工業団地)の整備を進め、バリアブンタウ省の人民委員会として2015年には現代的な海港・工業都市を目指すことを目標としています。
(バリアブンタウ省による、日系企業向け工業団地リスト http://jp.baria-vungtau.gov.vn/industry/index.html

こうした経済的背景もあり、バリアブンタウ大学では今年8月に日本語教育を含む東洋学科を設立し、ベトナム人学生の日系企業への就業機会の構築に力を入れています。

そこで今回のプロジェクトでは、設立して間もない東洋学科においてベトナム人学生の日本語の語学力向上とともに、ベトナム人学生が日本人(特に日本人学生)との接点を持てるシステム構築に尽力します。

そこでもし、今回のプロジェクトに共感できる方がございましたら、ぜひともご協力をお願いしたいです。

[プロジェクト案]
ベトナム人学生の日系企業への就業支援の一環としての日本語教育と、ベトナム人学生と日本人(日本人学生)の接点構築
期間:2013年12月~2014年5月(予定)
活動実行者:1名(薮下成仁)
協力者:募集中
活動資金:現在なし

[具体的な活動内容]
【ベトナム人学生に対する教員としての日本語教育活動】
11/5より研究を行い、11/7に完成予定。
プロジェクト後にも日本人が講師として働いていけるような環境と授業システムを整備します。

【ベトナム人学生と日本人(日本人学生)の接点構築】
・現地調査(ホーチミン、ブンタウ、ダナン)
・スカイプによるオンライン授業のシステム構築、マニュアル作成(期間:1ヶ月)
・日本人のプロジェクト協力者やボランティアの募集(募集範囲:ベトナム、日本の2カ国)
ベトナム人学生の日本語教育を目的としたスカイプによるオンライン授業の実施(期間:2カ月)
※オンライン授業が現地学生に合うかどうかも含め検討のうえ、プロジェクト後も継続するかを大学側に要相談。

【日本文化交流】
・ソーラン節、ソーメン流し、餅つき(要検討)
・日本のお祭り実施(場所:バリャーブンタウ大学、規模:約100名※活動メンバー、踊り子含む)

2013年11月3日日曜日

自己紹介

はじめまして。薮下です。

今年12月より、ベトナムのバリアブンタウ省にあるバリアブンタウ大学で日本語講師として働きます。
昨年9月に早稲田大学政治経済学部を卒業し、約1年間のフリーターから今回の職に就くことになりました。

もともと建築士という職を経てから学校の先生になるという計画があり、大学卒業後1年間、1級建築士資格を取るべく独学で勉強してきました。もちろん、今もその予定は変わらず、来年4月から京都造形芸術大学通信教育部に通う予定です。ただ、今回ベトナムの大学教員として働くチャンスが舞い込んできた為、渡越を決意しました。

このブログを通じて、私がどのような計画のもと、なにを準備し、なにをしていくのかを書き記します。
今後私と同じような経験をされる方にとって役に立てる内容を記せれば幸いです。

初回はこの辺で。よろしくおねがいします。

かしこ